どうも、ドラマーのウエダ@swivel_drumです。今日はバスドラムの踏み方の話です。
ぼくが音楽専門学科校に通っていたとき、バスドラムのプレイがとにかく苦手でした。ダブルが全然できなかったんです。今も苦手分野です。
その時に音楽専門のプロドラマーの先生に「バスドラムは歩くときと同じように踏むんだよ」とのアドバイスを頂きました。
当時はそのアドバイスを活かせなかったんですが、少しは足も動くようになってきた今、言葉の意味が自分なりにですがわかるようになってきました。
歩くときと同じの意味
歩くときと同じとはつまり、普段の生活の動きと同じです。普段の生活の動きって、動き方はどうしようとか考えていない動きですよね。無意識に、自然にやっている動作なわけです
要するに「力まず自然にやる」と言いたかったのかな?と思います。
当時は「いや歩くって、、座ってるし、、、」とか思っていました。あまりそのアドバイスが響かなくて、深く考えるに至らなかったんですよね。アホです。
ドラムが上手い人の歩き方とぼくの歩き方
ここでもう一歩深く追求していきます。
そもそも歩き方って人それぞれじゃありませんか?
靴底を擦って歩く人もいればかかとからしっかり下ろして歩く人もいたり、靴底の減り方も人それぞれです。もの心付く前からやってる動きなので、その人のクセが存分に出ていると思います。
自然に正しい歩き方ができている人は問題ないと思います。が、ぼくのように姿勢が悪い人は要注意かもしれません。
正しい歩き方、つまり人間の体を合理的に使った歩き方ができていない場合もあります。アドバイスをくれた先生の歩き方とぼくの歩き方は違う可能性があるんです。
歩く時に使う筋肉が、ぼくと先生では違うのかもしれない。だとすると「歩くように踏むんだよ」とアドバイスをもらっても活かせないかもしれない。
体のクセがドラムに出ているかも?
ぼくは普段から猫背で姿勢が悪いんですよね。それで太ももが太い。姿勢の悪さを太ももの筋肉で補っている身体なんです。
小学生から高校までサッカーをやっていたので、自分の足が太いのは気にしていなかったんですけど、いや実は姿勢の悪さと歩き方が問題っぽいなと。
なんかこうバランスの悪い体なんですよね、、おまけに扁平足で疲れやすいし。日常動作からもうすでに自分の体をうまく使えていないのかも。
コレがぼくのクセであってバスドラムのプレイを邪魔しているんじゃないかなと最近は考えています。
振り返ってわかるんですが、バスドラダブルが踏めなかった時期は相当力んでいたなと思います。サッカーと姿勢の悪さで培った太もものぶっとい筋肉が力みを生んでいたんです。
身体にとって自然な動きを目指す
ここで動物で考えてみました。例えば犬。犬種によって姿形は少し違えど「この犬はやけに脚の筋肉が発達しているな」なんてことはないじゃないですか?
動物には体の大きい小さいがあるだけで、筋肉のバランスがおかしいとか姿勢がヘン、なんてことはないんです。
なぜかというと彼らがその身体で合理的な身体の動かし方を知っているからだと思うんですよね。だから適切にバランスよく筋肉がついてるため、おかしな体型の動物はいない。
考えてみれば、ぼくたちは誰にも歩き方を教わりません。でも歩けます。それは身体が知っているからです。
ここまでは動物と同じですね。
ただ、日常生活で複雑な動作をしているうちに(例えばPCのタイピング、指先はめっちゃ器用に動くけど、それに集中するあまり座る姿勢が悪くなってたり)クセがついて正しかった歩き方を忘れてしまったのかな?と思います。
そんな日常動作のクセがドラムにも現れてしまうんだろうなと。
だとすると、ドラム云々の前に、自分の体にとって自然な動きを探す必要があります。
まとめ
ちょっと考えが散らかり始めたので最後にまとめると
バスドラムは歩くように踏む
↓
日常動作のように自然な動きを使う
↓
歩く時に使う筋肉でバスドラムを踏む
じゃあ歩く時に使う筋肉とはなんぞやとなるとYoutubeで検索すれば整体師の方など身体のプロたちの動画たくさん出てきます。いい時代ですね。
具体的には太もも裏のハムストリングを意識すると良いみたいです。
正しい歩き方で一番上に出てきた動画がコレ
動画の歩き方を試してみてわかったんですが、ぼくは正しい歩き方ができていませんでした。初めてやってみた時は「なんでこんな進むの!?」と驚きでした。
正しい歩き方だと身体が気持ちよく動く感覚があります。姿勢もスッとしてそれでいて身体が軽くなったような感じもあります。この良い感覚をドラムにも使えたらいいなと思っています。
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