【ポジティブヴァイブ】グルーヴとはなんぞや?

ドラマーの日記

どうも、ドラマーのウエダ@swivel_drumです。最近ツイッター始めました。あんまりつぶやいてないけど。

ドラマーの方ばかりフォローして、ちょくちょく見ているんですが、このほど、グルーヴについてつぶやいている方が多い時期がありました。

どうやらツイッター界のドラマーたちの間でグルーヴについての議論が白熱していたようで。それらを読みながら、ぼくもつられてグルーヴについて考えたり考えなかったりしていました。

というわけでここでは「グルーヴとはなんぞや?」ということを考えてみようと思います。ツイッター上の議論とは関係ない話ですけど、、

グルーヴとはなんぞや?

グルーヴってなんなんでしょうね。ぼく的には日本語に当てはめると「ノリ」ってことだと思っていました。

でも、よくよく考えてみると、どんな歴史から生まれた言葉なのかというような歴史的背景とか、本場でどういう意識で使われているかってことを考えると日本語の「ノリ」で表現するには合わない場面も出てきそう。

だからなんとなくグルーヴっていう言葉を使うのはぼくのレベルでは見合わないような気がしていて、気軽に使えない言葉だったりします。

ノリって言葉の方が、音楽を始める前からも使っていて自分の語彙力の中にある言葉なので使いやすいんですよね。

言葉なのでとりあえず定義を調べてみました。
しかし、グルーヴという言葉をウィキペディア大先生で調べてみると、どうやら定義的なことは決まっていないようでした。

グルーヴ(groove)とは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィー(groovy)。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。

グルーヴ Wikipedia

グルーヴとはポジティブヴァイブだ!

では、日本語で使われる「ノリ」という言葉はどうでしょう。

広義には英語の「feeling」にほぼ相当する言葉で、「ノリが合う」といえばフィーリングがぴったり一致すること。 狭義にはビートの出し方を意味する。 最近では、リズムや演奏のノリを表現する言葉、グルーブ(groove)というのも一般的。

ノリ(のり)の意味や定義 Weblio辞書

うん、まあノリ≒グルーヴとは言えるようです。

で、冒頭に書いたようにぼくがなぜ「グルーヴとはノリのことである」と思っていたかというとその答えはジェイムス・ギャドソンにありまして、、

ギャドソンの教則ビデオ『ファンク/R&Bドラミング』でギャドソンが「グルーヴとはボジティブヴァイブだ!」と語っていたんですよね。

この言葉に影響されたというか、そうなんだ、と教えられたのでそういう理解をしていたというわけです。

ギャドソンの言う「ポジティヴヴァイブ」って日本と訳すると「ノリが良い」ってことだと思うんですよ。陽の感じ、陽にしてくれるもの、イェーイ!ってなれる感じのこと、ですね。

ギャドソンの演奏を見ていると本当にそう感じます。だからグルーヴ=ノリなのかなと。

グルーヴを体現するために

まあ、定義的なものが見えてきたところで、できるかどうかはまた別の話で。

自分の演奏だけではなかなかポジティブヴァイブは出せていなくて、ぼくは「うう、今、足のタイミングずれた、、」とか思いながら演奏しているレベルなわけです。

というわけでグルーヴを体現するために目指しているところでは、自分のドラムを演奏しながらイェーイ!となれる感じを目指して日々練習しています。

ドラムって正確に叩けたからといってノリが良くなるわけじゃないので、それが面白いところでもありますよね。

最近は脱力して腕を振れるようになってきた気がするので、そのぶらぶらした腕の感じが気持ちよくて、簡単なリズムパターンなら自分の中で「イェーイ!」ってなりながら叩けるようにもなってきました。

脱力というかリラックスできる感じ、ですかね。その状態で体を動かせるとなんだか気持ちよくて「イェーイ!」って感じになってくる。ギャドソンも風呂のようにリラックスして演奏するのが良いと言っています。

ぼくが音楽専門学校で学んだグルーヴの話

もうだいぶ前のことなのでうろ覚えですが、ぼくが音楽専門で教えられたことも、ぼくの中では大事な要素として残っています。

そこでは「すべてが入ったジャストの音」を表現できているのがグルーヴなのだということでした。

様々な長さの音符が詰まっているのでズレようのないジャストの4分音符を出せるようにしよう、という教えを受けました。

これって今考えるとパーディがハーフタイムシャッフルを叩きながら言っていることと同じなんですよね。ウラや休符はもちろんのこと、8ビートを叩いていたとしても3連符を感じるような演奏を目指そうということでした。

要するに4分音符の強度ですね。3連にもハマるし16にも8にもハマる、そんな4分音符を目指す練習がありました。メトロノームに合わせて手拍子やカウントを使った練習メニューでした。

思えばスティックコントロールの基礎中の基礎であるチェンジアップも4分音符の強度を高める練習でしたね。ぼくはこのことに最近まで気がつきませんでしたが、、

今はいい時代!

10年ほど前と比べるとツイッターのおかげでプロでバリバリやっているドラマーの方も情報発信をしていて、プロ同士が繋がることによって議論が深まったりしているので、ネットのおかげでどんどん良い方向に向かって行っているなあと思います。

短い動画がツイッターに上がってるのがいいですよね。そういう情報を見てぼくのようなアマチュアドラマーも学びを得ることができるのでいい時代です。

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