プロロジックスの練習パッドがへたったので再利用して自作パッドを作ってみた【取り替え式】

楽器・器材

どうも、ドラマーのウエダ@swivel_drumです。
最近、お気に入りの練習パッドが逝きました。

打面のウレタンかなんかが伸びて浮き上がってきちゃってるんです。中央はもうダメで端っこの方でパタパタと練習していたんですが、流石にもう限界かなと。

プロロジックスのこのパッドは音量も小さめだし、オープンリムショットの感触が気持ち良いので気に入っていました。

ただ、柔らかい分、ゴムのパッドより耐久性は落ちるようですね。それでも5年くらいは使った気がしますが。

というわけで自作、というか、へたった部分を取り替えてみました。

このパッドは同じウレタンシートの2枚重ね構造です。6インチの方も持ってますが横から見ると分かります。

横から見たProLogix プロロジックス 6″ Mini Blue Lightning Pad
4mmくらいのウレタンスポンジ?みたいなシートの同じものが2枚
ちなみに裏も同じものだけど打面よりも少しだけ薄めのものが1枚

2枚構造なら、1枚だけ剥がせばもしかしたらまだ使えるかもしれない。

というわけで、1枚目のパッドを剥がしてみると、、

oh…下までいっちゃってる。。。

なのでもう全部剥がしてリム付きの土台として再利用するしかない。

剥がします。

1枚目はツルッと剥がせたのに、2枚目は一筋縄ではいかず。シートがポロポロと砂粒のように分離してしまってめちゃくちゃ大変でした。

なんとか終了。接着部分がなかなか取れなかったけどまあまあこれくらいで。

で、ここにサウンドハウスで買った消音パッドを貼っていきます。本来は生ドラムに乗っけて使うやつですね。12インチでジャストのはず。

左、PLAYTECH(旧ZENN) / DSP12、なんと400円!やすっ!
右、VIC FIRTH ( ヴィクファース ) / VICMUTE12、940円

同じものを2枚じゃあんまり面白くないなと思ったので、違うメーカーのものにしました。プレイテックがゴムでヴィックファースがウレタンでした。ヴィックファースのは素材がプロロジックスとほぼほぼ同じものでした。

プレイテックのは値段相応って感じでゴムの油感がすごかったです。

届いた状態で叩いてみたらこんな感じだったので、マジックリンで洗いました。キレイにはなったけど匂いまでは落ちなかったですね、、結構きついゴムの匂いがします。

両方とも少しだけ大きかったので周りをカット。それを重ねて乗っけて完成です。

匂いがアレなのとゴムで音量が大きめになるのでプレイテックを下にしてヴィックファースを上にしました。くり抜いてあるVic Firthのロゴがカッコ良いのでテンションが上がります。

使用感はまずまず。音量が少し大きくなり、リバウンドも少し強くなりました。下に引いたプレイテックのゴムの影響でしょう。ビックファース2枚なら元のプロロジックスの感触に限りなく近づけられる気がします。

で、これは張り付けない方がいいと思いました。というのも12インチの消音パッドであればゴムやらスポンジやらリバウンド感が違うものを取っ替え引っ替えして気分転換ができるからです。

昔にホームセンターで買えるもので一から自作した練習パッドがあるんですが、この材料を併用できます。ホームセンターに売っていた椅子の天板に合わせてゴムなどを切って作ったんですが、これがたまたまプロロジックスと同じ12インチサイズだったんで使えるなと。

これは重ねる順番を変えたり、間にタオルを仕込んだりしてリバウンド感を変えて使っていました。これでスネアからフロアタムまで割と再現できます。

あんまり音は良くないし、張り付けないからちゃんとスネアスタンドを使って噛ませる必要がありますが、自作パッドは結構おすすめです。

というわけで結構納得できる代物が出来上がりました。これでまたパッドがへたっても消音パッドを変えるだけで使えます。取り替え式トレーニングパッド爆誕!!

プロロジックスのパッドはリムの部分が本当にいいんですよね。軽いゴム素材で手に負担がかからないし、音量もリアルのリムを使ってる練習パッドよりも小さめ。それでいて感触が気持ち良い。

その良さを生かしたままでまた使えるようになったので大満足です。

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