どうも、ドラマーのウエダ@swivel_drumです。
久しぶりの更新です。今日は日記的な、なんとなくの内容になります。
貸しスタジオのシンバルスタンドやスネアスタンドなどの高さや角度を調整するネジが固くて回らない!ってこと、よくありますよね?
そういう時はウイングナットの部分を緩む方向にスティックで「コンコン」って軽く叩いたり、イージーウインガーっていう便利な商品が売っていたりするので、それらで対処します。
ネジが硬いのはもうあるあるなので、しょうがないなと思っています。めんどくさいけどね。
この原因って単純に、パワーヒッターがネジをキツく閉めているんだと思っていました。でも、もしかしたらそうでもないんじゃないかなと思ったんですよね。
ぼくがよく使っているスタジオはとにかく安いです。その上駅から離れているので空いている。かなり使い勝手の良いスタジオです。
ただ唯一の難点は、機材のメンテナンスが行き届いていないこと。椅子はガタガタだし、ヘッドはボコボコだし、エアコンが壊れている頻度が高かったり(ハズレの部屋がある)アンプの調子も悪く、ミキサーも使えない箇所があったりするようです。
そんななので、ドラムのハードウェア系のネジは、いつもほぼほぼ硬いです。まあヘッドもボコボコだし、ハードヒッターがよく使っているんだろうなと邪推していました。(よくツインペダルのドコドコ音がよく聞こえる)偏見ですが、、
しかし、ある日、ぼくが使う前の利用者が女子高生のガールズバンドだった日があります。ちょうど入れ違いのタイミングだったので間違いありません。みんな制服を着ていて、学校帰り風でした。
ガールズバンドを見るだけでぼくのようなおっさんはほっこり癒されます。「あの子らはどんな音楽してるんだろう、あいみょんとかやってんのかなーゴリゴリのロックだったら素敵だなー」とか。
で、入れ違いで入っていつも通りセッティングしていました。「あーはいはい今日も硬いのね君たち」と思いながらスティックでコンコンやっている時に、ふと気がつきました。
「女子高生の力でこんなに閉められなくね?」って。
固く閉めるにはそれなりにパワーが必要。でもこの場合その可能性は低い。
となるとこのスタジオのハードウェアのネジが硬い理由って、メンテナンス不足である可能性が高いんです。女子高生のパワーでこんなにキツく閉められるとは到底考えられませんでした。(コレはコレで偏見か?)
いやまあ、冷静に考えるとそうなんですよね。ネジを閉める時にグリスがきちんと塗ってあるネジって「にゅ〜」って感じで徐々にトルクがかかっていく感じがあるじゃないですか?
でもそこのネジは「クックッ」って段階を踏んで瞬間移動して回っていく感じなんですよ。だから、キツく締めようと思わなくても、「クッ」ってキツく締め込んじゃったりするわけです。
まあこのスタジオは安さが売りなので、「ちゃんとメンテナンスしていない!けしからん!」とまでは思いませんが、ネジが硬い理由が一概にドラマーのせいだけではないってことを感じたので、ここでぼくの体験を書いてみました。
「ずれないようにキツく閉めなきゃ!」って思って閉めているというよりは、実は気づかずにキツくなっちゃってる、ってことが多いんじゃないかなと思ったんです。
そうすると、キツく閉めるドラマーけしからん!っていう怒りはお門違いなわけで、なんか不毛だなと思いました。ぼくも知らずにキツく閉めている可能性があるので、ちょっと心が痛いというか、、
まあここで書いた内容はぼくの想像の範疇を超えないので、実際どうか分かりませんが、スタジオとプレイヤーは歩み寄りつつ、「キツく閉めないように意識する」「メンテナスは定期的にする」ってことが柔らかい形で広まっていけば良いなって思います。
ネジが硬いとまじでイライラするけどそれを「硬すぎる!誰だ!」みたいな感じになるとちょっと怖いんですよね、、
コメント